てらいけプロジェクトの歩み(神戸芸術工科大学)

2017年11月17日

てらいけプロジェクトの研究(神戸芸術工科大学より)

てらいけプロジェクトの理念の共有化

みついけプロジェクトでは「新・郊外居住」の5つの理念を設定しました。

①「旧ゴルフ場の緑や地形を活かすエコロジカルデザイン」
②「安全で安心できる参加型のコミュニティデザイン」
③「多様なライフスタイルとライフステージに答える多様な住まい」
④「ゆたかなゆとりある敷地に美しい住宅」
⑤「新田園都市の質の高い住環境はコミュニティの共有財産」

 てらいけプロジェクトでは、上記の5つのまちづくりの理念を引き継ぎながら、更に4つの理念を追加しました。

① 「コミュニティで育てる緑」
② 「てらいけ公園・コミュニティスペース(集会施設用地)の設置」
③ 「コミュニティ形成型宅地(コモンスペース付き宅地)」と「環境へ配慮した取り組みの実地」
④ 「多様な歩行者空間のネットワークと通り沿いの表情の創出」の強化項目として、「コミュニティスペース(集会施設用地)の設置」「道路沿いの植栽」「コモンスペースの 設置」「フットパスの設置」

てらいけプロジェクトマスタープランの検討

<敷地内の構造物等配置に関する基本条件>
【住宅】
①  9m × 7m の建築面積を最小建築面積の目安とする。
② 南面に建物の長手方向(9m)が向くように配置する。

【駐車場】
①  1台につき、乗降車スペースを含む6m × 3m のスペースを確保する。
② 駐車の並び方は、充分な間口のある敷地では並列で駐車する。充分な間口のない敷地では縦列で駐車する。
③  2 台以上の確保を原則とする。

【植栽】
① 1軒につき1本のシンボルツリーとなる樹木を持つ。